プチギフトを作り、3月に思うこと

ホワイトデーのため、そして今年度お世話になった方へのお礼にプチギフトを作りました。

ツインテール用のダブルリボンがついたヘアゴムと、リボンペンです。

こんな色が似合うかなと、差し上げる方の姿を想像しながら、作業しました。

作りたいデザインで、いつでもギフトを作ることができて。

こんな時に、リボンのお仕事をしていて良かったなぁと思います。

３月も半ばになり、間もなく、それぞれの居場所で、進級、卒業、新年度を迎えますね。

コロナ、震災、いろんなことを振り返り、引き続き思います。

保護者会で、年度を振り返る映像を見たのですが、分散登校で空席ばかりが目立つ教室で、子どもたちが静かに給食を食べている写真がありました。

まだ新しい生活に慣れる前の子どもたちの後ろ姿。

きっとたくさん戸惑うことがあっただろう、よくがんばったなと、何だか胸が熱くなってしまいました。

そして１０年の時が経った東日本大震災。

家族が増え、年を重ねて、また違うことを思いました。

報道特集を見て涙が止まりませんでした。

勇気づけられたのは、報道ステーションで紹介されていた、羽生結弦選手の言葉。

「自分の好きなことで、たとえ少しの人でも喜んでくれるならがんばろう」

彼が、10年前の復興のチャリティーアイスショーに出演した際に思った言葉です。

16歳という年齢で、1か月前に自ら被災した身でありながら、こんな風に思えるのは本当にすごいことだと思います。

私は彼とは全く違う次元で生きているけれど、大きいことはできないけれど、彼の言葉に共感します。

自分の好きなテーブルコーディネート、リボンを通じて、そうでなくても自分にできることで人に喜んでもらえたら。

小さくても積み重ねて、1日1日を大切に過ごしていこうと改めて思いました。